「彼氏が勃起しない…もしかして私に魅力がないの？」
そう思って不安になっている女性は少なくありません。
性行為のときに彼がうまく勃起しなかったり、途中で萎えてしまったりすると、相手に聞きにくいだけに、どんどん悩みが深まってしまいますよね。
でもそれは必ずしもあなたのせいではありません。
そこでこの記事では、彼氏が勃起しない原因として考えられる背景や、パートナーとしてできる接し方をわかりやすく解説します。
「彼氏が勃起しない」とはどういうこと？
パートナーとの性行為の最中に、彼氏が勃起しなかったり途中で萎えてしまうと、戸惑いやショックを感じるのは自然なことです。
ただし「全く性的に興奮していない」「自分に魅力がない」と決めつけるのは早計です。
この状態は、医学的には軽度～中等度のED（勃起不全）に該当することがあり、心と体のバランスがうまく取れていない可能性があります。
あなたのせいじゃない。よくある勃起しない原因
彼氏が勃起しない原因は、決して「あなたが悪い」からではなく、本人の心身状態に関係していることがほとんどです。
よくある原因は以下の通り。
・仕事や人間関係のストレス
・飲酒や喫煙など生活習慣の影響
・睡眠不足や疲労の蓄積
・過去の性体験のトラウマ
・プレッシャーや焦り
男性は「ちゃんと勃起しなければならない」「女性を満足させなければならない」といったプレッシャーを感じやすい傾向があります。
心理的ストレスが原因のことも
多くのケースで見られるのが「心因性ED」と呼ばれるものです。
これは心の状態が原因で勃起機能に影響が出るもの。
・緊張して頭が真っ白になる
・前回の失敗が頭から離れない
・うまくできなかったら…と考えすぎてしまう
こうした心理状態では、脳が性的興奮を処理できず、身体がうまく反応できなくなるのです。
身体的な要因や病気の可能性
勃起には血流、神経、ホルモンのバランスが関係しています。
そのため身体的な疾患が関係していることもあります。
・糖尿病や高血圧などの生活習慣病
・男性ホルモンの低下
・睡眠障害や慢性疲労
・服用している薬の副作用
彼自身も自覚していない病気や不調が原因となっている可能性もあるため、「誰にも相談できずに抱え込んでいる」ことも多いです。
過去の性体験が影響している場合も
・初体験で失敗した
・パートナーからの心ない言葉がトラウマになっている
・元カノとの関係で深く傷ついた経験がある
など、過去の経験が原因で“性行為＝不安”になっている男性もいます。
現在の関係が良好でも、本人が「また失敗するかも」と不安を感じていれば、勃起しない状態につながることがあります。
実は本人も深く傷ついている
「私が不安なんだから、彼はもっと気にしてくれてもいいのに」と思うかもしれません。
でも実は男性本人が一番ショックを受け、プライドが傷ついていることも多いのです。
・自信を失っている
・「自分はダメな男だ」と思い込んでいる
・パートナーに申し訳ないと感じている
そうした気持ちを言葉にできず、黙って距離を取ってしまう男性も少なくありません。
彼氏にどう接すればいい？4つのポイント
彼が勃起しなかったとき、パートナーとしてできる対応は以下の通りです。
① 責めない・驚かない
「どうしたの？」と深刻に聞いたり、「えっ、大丈夫？」と焦った反応は逆効果です。
② そっと寄り添う
「無理しなくていいよ」「大丈夫だよ」といった一言が安心感につながります。
③ セックス以外のスキンシップを大事にする
手をつなぐ、ハグするなど、“性的”でない接触も信頼関係の回復に役立ちます。
④ 本人のペースを尊重する
焦らず、彼が心を開くまで待つ姿勢も大切です。
NG対応：こんな言動は逆効果
・「私に魅力がないのかな…？」と落ち込む
・SNSや友人に相談してしまう
・「前の彼氏はこんなことなかった」と比較する
・無理に性行為を誘う
これらは男性の自尊心を深く傷つけ、関係性に悪影響を及ぼす可能性があります。
勃起しない彼氏と一緒に向き合うという選択肢
もし彼が悩みを打ち明けてくれたら、「病院に行ってみる？」とやさしく提案してみてもよいでしょう。
とはいえ、病院へ行くのはハードルが高いと感じる男性も多いです。
そんなときはオンライン診療という選択肢もあります。
たとえばオンラインクリニックでは、スマホで診察を受け、必要であれば薬の処方も可能です（※医師の判断により対応）。
自宅で相談できるのでプライバシー面でも安心です。
まとめ 彼氏が勃起しない…私のせい？
彼氏が勃起しないからといって、「私のせいかも。」と責める必要はありません。
原因の多くは彼自身のストレスや体調、心の状態にあることがほとんどです。
大切なのは、彼を責めずに寄り添い、安心できる関係を築いていくこと。
パートナーのサポートが、彼にとって何よりの支えになるはずです。
コメント