「精力剤ってホントに効果あるのかな?」
30代半ばで活力の低下を感じ始めた私(筆者)も、このような疑問を持っていました。
巷には様々な「精力剤」が溢れています。
でも実は「精力剤」と一口に言っても、医薬品として認可されているものから、健康食品まで幅広く存在します。
そこで本記事では、精力剤の種類や特徴、選び方を初心者の方にもわかりやすく解説します。
精力剤とは?種類・特徴の違い
「精力剤」という言葉は幅広く使われていますが、実はその定義や種類について正確に理解している方は意外と少ないものです。
精力剤は大きく分けて、
・医師の処方が必要な「医療用医薬品」
・薬局やドラッグストアで購入できる「一般用医薬品(第一類〜第三類)」
・効果効能をうたえない「健康食品やサプリメント」
の3つに分類できます。
医療用医薬品の代表例としては、バイアグラやレビトラなどのED治療薬が挙げられます。
これらは医師の処方が必要です。
ドラッグストアなどで販売されている一般用医薬品の精力剤は、滋養強壮や疲労回復を目的としたものが多いです。
そして健康食品・サプリメントに分類される精力剤。
こちらは法律上「効果・効能」を直接謳うことはできません。
あくまで健康維持や栄養補給を目的としています。
私(筆者)も以前は、すべて「精力剤」と一括りにしていました。
医師から説明を受けて初めてその違いを理解しました。
各精力剤の特性について
「精力剤は使用後にどのような変化があるか」
この点について、種類別に情報をお伝えします。
まず医療用医薬品であるED治療薬(バイアグラ、レビトラ、シアリスなど)は、それぞれ特性が異なります。
例えば服用してから効いてくるまでの時間は、
バイアグラは約30分〜1時間
レビトラは約25分〜1時間
シアリスは約1〜2時間
で作用が始まるとされています。
これらは血管を拡張させる作用があり、必ず医師に処方してもらって使用します。
一方で簡単に購入できる「一般用医薬品」や「健康食品」は、日々の滋養強壮や栄養補給を目的としています。
ドラッグストアなどで購入できるのでリスクは少ないわけです。
しかしそのぶん、効果も「なんとなく効いてる気がするかな。」といったもの多いように感じています。
ただし短時間での変化を強調している、一部の健康食品や個人輸入品には注意が必要です。
海外からの製品は、成分量がいい加減なものもあるのでリスクは高めです。
精力剤に頼らずにできることは?
活力低下の悩みに対して、精力剤だけに頼るのではなく、日常の生活習慣を見直すことも有効なアプローチです。
実は活力減退の原因が、生活習慣の乱れということは多いです。
まず注目すべきは「適度な運動」です。
私(筆者)も日々のウォーキングを習慣化してからは、血の巡りが良くなったせいか、活力が戻った気がします。
次に重要なのが「質の良い睡眠」。
やはり7〜8時間の十分な睡眠時間を確保することが理想的です。
食事面では、
・亜鉛を多く含む牡蠣や肉類
・タンパク質が豊富な食品
・抗酸化物質を含む野菜や果物
などをバランスよく摂ることが推奨されます。
加えて、過度の飲酒やタバコは悪影響を与えるため、これらを控えることも有効です。
ただ個人的には、40代後半からは、自力だけでは限界を感じたというのが本音です。
精力剤の安全性と注意点〜選び方のポイント
精力剤を選ぶ上で、効果と同様に重要なのが「安全性」の問題です。
医療用の「ED治療薬」には、顔のほてり、頭痛、鼻づまり、動悸、血圧異常・めまいなどの副作用が報告されています。
特に硝酸剤(狭心症の薬など)との併用は、血圧低下を引き起こす可能性があります。
既往症や併用薬がある方は必ず医師に相談することが必須です。
「一般用医薬品」の精力剤にも、配合成分によっては胃腸障害や発疹などの可能性があります。
「健康食品やサプリメント」は、医薬品ではないため安全性試験が義務付けられていません。
そのため品質にばらつきがある点に注意が必要です。
精力剤を選ぶ際のポイントとしては、
・信頼できるメーカーの製品を選ぶこと
・成分表示を確認すること
・用法・用量を守ること
が基本です。
また複数の精力剤や健康食品を同時に服用することは、予期せぬ相互作用の可能性があるため避けたほうがいいです。
少しでも不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してアドバイスをもらいましょう。
精力剤の効果や即効性は? まとめ
精力や性機能の悩みは、なかなか人に相談しづらいものですよね。
でも自己判断で精力剤を選び続けるより、医師に相談することで得られるメリットは大きいです。
自分では気付かなかったEDの原因を見つけてもらえる可能性があります。
活力の減退は、加齢だけでなく、生活習慣病やホルモンバランスの変化、常用薬の副作用、心理的要因など様々な要素があるからです。
近年ではオンライン診療の普及により、自宅から医師に相談できるサービスも充実しています。
私(筆者)は病院に通うのがだんだん億劫になり、現在ではオンライン診療オンリーです。
継続的なフォローアップも受けやすく、疑問点があってもすぐに相談できます。
最初は少し面倒ですが思い切ってみることで、パートナーとの関係改善や、充実した日々を取り戻せる可能性が高まります。
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