ED(勃起不全)になってしまうと「どこから手をつければいいんだろう?」と途方に暮れることがありますよね。
私(筆者)自身、30代半ばからEDに悩まされ、何をすればいいのか分からずに時間だけが過ぎていきました。
情報を調べても「薬を飲む」「生活習慣を改善する」など様々な対処法が出てきて、結局何から始めればいいのか混乱するばかり。
この記事では、私自身の経験と専門的知識をもとに、EDを改善するための具体的な第一歩から効果的な5つの方法までをご紹介します。
EDの原因を知ることから始めよう
EDを改善するための第一歩は、その原因を正しく理解することです。
EDの原因は大きく分けて「身体的要因」と「精神的要因」の2つに分類されます。
身体的要因としては、加齢、生活習慣病(糖尿病、高血圧、高脂血症など)、ホルモンバランスの乱れ、喫煙、過度の飲酒などがあります。
私(筆者)の場合は、不規則な生活とストレスが重なり、30代半ばから徐々に機能が低下していきました。
一方で、精神的要因としては、ストレス、不安、うつ状態、パートナーとの関係性の問題などが挙げられます。
特に「次も上手くいかないのでは?」という不安が強くなると、それだけでEDが悪化する「パフォーマンス不安」の悪循環に陥りやすいです。
自分の症状がどの要因から来ているのかを把握することで、適切な対処法を選ぶことができます。
例えば、明らかな身体的問題がある場合は医療的アプローチが必要ですし、精神的要因が強い場合はストレス軽減や心理的サポートが効果的です。
セルフチェックで自分のED症状を把握する方法
EDの症状は人によって異なります。
自分の状態を客観的に把握するために、以下のようなセルフチェックをしてみましょう。
まず、朝立ちの頻度をチェックしてみてください。
健康な状態であれば、週に3〜5回程度の朝立ちがあるのが一般的です。
朝立ちがほとんどない場合は、身体的な問題が疑われます。
次に、自分の勃起の状態を観察してみましょう。
「硬さが不十分」「勃起しても持続しない」「途中で萎えてしまう」など、どのような症状があるのかを具体的に把握することが大切です。
私の場合は、最初は「たまにうまくいかない」程度だったのが、徐々に「ほとんど勃起しない」状態へと進行していきました。
また、EDになった時期と生活環境の変化(転職、引越し、結婚など)や健康状態の変化(体重増加、生活習慣病の発症など)との関連性を振り返ってみるのも有効です。
自分の症状をノートに記録しておくと、医師に相談する際にも役立ちます。
生活習慣の改善でEDを軽減する実践ポイント
ED改善の基本となるのが生活習慣の見直しです。
特に以下の点に注目して改善を試みましょう。
まず、適度な運動を習慣にしてください。
ウォーキングなどの有酸素運動は血行を促進し、勃起機能の改善に役立ちます。
私も週3回のウォーキングを始めてから、少しずつ改善を感じることができました。
食生活では、野菜や果物、全粒穀物、魚などを中心とした地中海式食事法が推奨されています。
特に亜鉛やアルギニンを含む食品(牡蠣、ナッツ類など)は勃起機能をサポートする栄養素として知られています。
また、十分な睡眠と休息を確保することも重要です。
睡眠不足はテストステロンの分泌を減少させ、EDのリスクを高めます。
さらに、喫煙や過度の飲酒は血管を収縮させてEDを悪化させるため、できる限り控えましょう。
ストレス管理も欠かせません。
瞑想やヨガ、趣味の時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。
専門医への相談・受診の流れとポイント
生活習慣の改善だけでは効果が見られない場合は、専門医への相談が必要です。
EDの相談は主に泌尿器科で行われますが、かかりつけの内科医や心療内科でも相談可能です。
私自身、泌尿器科への受診には強い抵抗感がありました。
特に地元の病院では、知り合いに会う可能性もあり足が向きませんでした。
そんな時に知ったのが、オンライン診療の存在です。
自宅からスマホ一つで医師に相談でき、プライバシーも守られるのは大きな安心感につながりました。
診察では、いつからどのような症状があるのか、生活習慣や既往歴などを質問されます。
できるだけ正確に伝えることが適切な治療につながるため、事前に自分の症状をメモしておくと安心です。
また、現在服用している薬があれば必ず伝えましょう。
中には勃起機能に影響を与える薬もあるためです。
診察後は、原因に応じた治療法が提案されます。
ED治療薬の種類と選び方
ED治療の選択肢として最も一般的なのが、ED治療薬の服用です。
現在、日本で承認されているED治療薬には主に「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」があります。
これらはいずれも自由診療となるため、保険適用外です。
バイアグラは世界で最初に承認されたED治療薬で、服用後1時間程度で効果が現れ、4〜5時間持続します。
レビトラは効果の発現が早く、服用後30分程度から効果が現れ、5〜6時間持続します。
シアリスは効果の持続時間が長く、最大36時間程度持続するのが特徴です。
これらの治療薬には体のほてり、頭痛、鼻づまり、動悸、血圧異常・めまいなどの副作用が報告されています。
また、心臓病の薬(ニトログリセリンなど)を服用している方は、重篤な血圧低下を起こす可能性があるため使用できません。
私の場合は、オンライン診療でシアリスを処方してもらいました。
効果の持続時間が長く、計画的な性生活がしやすかったからです。
治療薬の選択は、自分のライフスタイルや希望する効果の発現時間などを医師に相談して決めるとよいでしょう。
EDを改善するための5つのステップ〜自信を取り戻すために
ここまでの内容を踏まえて、EDを改善するための5つの具体的ステップをまとめます。
1つ目は「自己分析」です。
自分のED症状や生活習慣、精神状態を客観的に把握しましょう。
2つ目は「生活習慣の改善」です。
運動、食事、睡眠、ストレス管理など、日常生活の見直しから始めてみましょう。
3つ目は「専門医への相談」です。
自己分析の結果を持って、泌尿器科や内科、あるいはオンライン診療で医師に相談しましょう。
4つ目は「適切な治療法の選択」です。
医師と相談のうえ、自分に合った治療法(投薬治療、生活指導など)を選びましょう。
5つ目は「パートナーとのコミュニケーション」です。
可能であれば、パートナーにも状況を理解してもらい、二人で問題に向き合うことで精神的な負担が軽減します。
私の経験から言えば、恥ずかしさからの先延ばしが最も避けるべきことです。
特に泌尿器科への抵抗感がある方には、オンライン診療がおすすめです。
自宅からスマホで医師に相談でき、プライバシーも守られます。
私が利用しているDMMオンラインクリニックでは、事前に問診票を記入し、予約時間になるとすぐに医師と相談できます。
必要な治療薬は自宅に直接配送されるため、誰にも知られることなく治療を続けられるのが大きなメリットです。
EDの改善は、単に性機能の回復だけでなく、自信の回復、パートナーとの関係改善、そして人生全体の質の向上につながります。
私自身、ED改善後は仕事への取り組み方も前向きになり、妻との関係も良好になりました。
最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますが、その先には充実した日々が待っています。
ぜひ今日からできることから始めてみてください。
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